渋谷ABEMAS(シブヤアベマズ)は、日本のプロ麻雀チーム。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」で活動している。
渋谷ABEMASの歴史
チーム設立
2018年、株式会社博報堂DYメディアパートナーズをスポンサーとする赤坂ドリブンズが結成され、第1回Mリーグに参加する7チームのうちの1つとなった。
第1回ドラフト会議2018
主要麻雀プロ5団体(日本プロ麻雀連盟・最高位戦日本プロ麻雀協会・日本プロ麻雀協会・RMU・麻将連合)に所属する麻雀プロとの交渉権を獲得。
その結果、初代のチーム選手として、園田 賢プロ、村上 淳プロ、鈴木 たろうプロが選ばれた。
Mリーグ2018レギュラーシーズン
2018年第1回レギュラーシーズンでは、最終成績第4位の成績を収めファイナルに進出。
Mリーグ2018ファイナルシーズン
レギュラーシーズンでは劣勢のドリブンズだったが、ファイナルシーズンでは594.5ポイントを獲得。2位の麻雀格闘倶楽部の282.0ポイントと、大差をつけての優勝となった。
第2回ドラフト会議2019
2019年からは1チームの上限が4名となり、さらに男女混合が義務化された。
その結果、丸山奏子プロを4人目のメンバーとして、赤坂ドリブンズは迎え入れることとなった。
チーム名 | 選手名&ドラフト指名権 | |||
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赤坂ドリブンズ | 園田賢 | 鈴木たろう | 村上淳 | 丸山奏子 |
EX 風林火山 | 滝沢和典 | 二階堂亜樹 | 勝又健志 | なし |
渋谷 ABEMAS | 多井隆晴 | 松本吉弘 | 白鳥翔 | 日向藍子 |
KONAMI 麻雀格闘倶楽部 | 佐々木寿人 | 前原雄大 | 高宮まり | 藤崎智 |
U-NEXT Pirates | 朝倉康心 | 小林剛 | 石橋伸洋 | 瑞原明菜 |
セガサミーフェニックス | 近藤誠一 | 茅森早香 | 魚谷侑未 | 和久津晶 |
TEAM RAIDEN | 黒沢咲 | 萩原聖人 | 瀬戸熊直樹 | なし |
KADOKAWA サクラナイツ | 内川幸太郎 | 岡田紗佳 | 沢崎誠 | なし |
渋谷ABEMASの選手・監督
多井隆晴プロ
8/12鈴木たろうプロご飯イベント、9/15.16多井隆晴プロイベント(大会と勉強会)受付中です。
詳細、お申し込みはHPよりお願いいたします。https://t.co/WmyOdHJxeN pic.twitter.com/QwQUbMvFfT— 麻雀LAST FIGHT (@mjlastfight) 2019年7月3日
- 名前:多井 隆晴(おおい たかはる)
- 誕生日:1972年3月17日
- 年齢:47歳
- 出身地:東京都
- 所属:RMU
- プロ歴:25年
- 実績:麻雀日本シリーズ2015、2016、第31期王位、第1回、第9回日本オープン
2018年の対戦成績は、個人スコア476.3pt、平均打点6.071、4着回避率0.85、半荘数27となっている。
経歴
5歳の頃に麻雀を覚え、10歳の頃にはほぼ牌効率をマスターしていたと公言している。サラリーマン時代にアマチュアながら「麻雀マスターズ」に出場し決勝に進出。これがきっかけとなりプロ入りを決意し、当時勤めていた企業を退社し、日本プロ麻雀連盟に所属する。
プロデビュー後すぐに新人王となり、鳳凰リーグも順調に昇級し最上位のA1リーグ入り。他のタイトル戦では準優勝が10数回[要出典]と、「シルバーコレクター」と呼ばれた時期もあった。が、日本オープン優勝、王位獲得と着実に結果を残した。
しかし2006年、最高峰のA1リーガー、現役王位のまま、阿部孝則、河野高志らとともに日本プロ麻雀連盟を退会。RMU(リアル・マージャン・ユニット)の創設に携わり、その後代表に就任。特に2016年は、RTDマンスリーリーグ制覇など多くのタイトルを制覇した。
2018年に開かれたMリーグのドラフトで渋谷ABEMASに一巡目指名を受けた。レギュラーシーズンでは終盤戦で4連勝と11連続連対を達成するなど、476.3ptで個人スコア首位となり、チームのファイナルシリーズ進出の大きな原動力となった。
白鳥翔プロ
フォローよろしくお願いします!! https://t.co/Z1HzyplZvl
— 白鳥 翔 (@s_Shochan0827) 2018年9月28日
- 名前:白鳥 翔(しらとり しょう)
- 誕生日:1986年8月27日
- 年齢:32歳
- 出身地:東京都
- 所属:日本プロ麻雀連盟
- プロ歴:13年
- 実績:第24・25期麻雀マスターズ
2018年の対戦成績は、個人スコア-313.8pt、平均打点5.918、4着回避率0.65、半荘数26となっている。
経歴
2006年に慶應義塾大学在学中に日本プロ麻雀連盟23期生としてプロデビュー。
2011年度より最年少記録で同団体のA2リーグに昇級。
2015年に第24期麻雀マスターズを獲得。
2016年に第25期麻雀マスターズにて連覇を達成。
2018年度よりB1リーグに降級するも、半期でA2リーグに昇級。
2018年に第18回モンド杯で優勝。
2018年から設立された麻雀のプロリーグ・Mリーグでは渋谷 ABEMASより2位でドラフト指名され、Mリーガーデビュー。
松本吉弘プロ
【拡散希望】改めまして4月23日に自身初の書籍がマイナビさんより発売されます!
自分の戦術、生い立ちなどのヒストリー、Mリーグ実践譜などが載っています!
初めてで自分の中の想いやこれまでの自分を精一杯書いたので是非読んで頂きたいです!
先行予約も始まってます!https://t.co/yFf35ihd71 pic.twitter.com/MGmZoypOjN— 松本 吉弘 (渋谷ABEMAS) (@yoshihiro_npm) 2019年3月19日
- 名前:松本 吉弘(まつもと よしひろ)
- 誕生日:1992年5月3日
- 年齢:27歳
- 出身地:神奈川県
- 所属:日本プロ麻雀協会
- プロ歴:6年
- 実績:第25期發王位
2018年の対戦成績は、個人スコア22.1pt、平均打点5.972、4着回避率0.74、半荘数27となっている。
経歴
麻雀を覚えたのは高校1年生。高校の先輩に麻雀のルールと共に「麻雀プロ」の存在を教えられ、それまで「あこがれの職業」というものを持たなかった松本にとって初めて「将来の目標」となったという。
青山学院大学在学中に、当時雇われていた雀荘を運営する日本プロ麻雀協会所属の社長に誘われたことをきっかけに2013年にプロ雀士となった。
大学を卒業し、一旦は商社に就職してサラリーマンとなっていたが、2015年に会社を辞め麻雀プロ一本で生活するようになる。
日本プロ麻雀協会の第12期後期に入会し、最年少でのリーグ勝ち抜きを継続させ、2018年11月の時点で同団体のB1リーグに所属する。
20代で發王位を獲得し、2018年からはRTDリーグへの出場を果たす。同年にはMリーグのチーム・渋谷ABEMASにドラフト3位で指名され、最年少のMリーガーとなった。
渋谷ABEMASのブログ
■チームの紹介
スポンサー企業のマスコットキャラクターのアベマくんと、創業以来拠点とする渋谷をモチーフに命名されたチーム名。
2014年麻雀最強戦優勝の実力を誇る、藤田晋監督が率います。
公式ブログはオフィシャルサポーター限定のサービスとなっている。
オフィシャルサポーターは、Mリーグ公式ページからの登録と年会費6500円(税別)が必要。
また、Mリーグの公式サイト内におけるチームの紹介ページでは、選手のプロフィールや昨年の対戦成績が掲載されている。
渋谷ABEMASのTwitter
公式ツイッターでは、チームの近況報告やファンミーティング、オフショットなどを中心に投稿している。
選手の契約更新についてや、試合に関する情報などもツイッターで見ることが可能。
渋谷ABEMASのグッズ
Mリーグ公式サイトにて、の公式グッズが購入可能。
販売されている商品は、選手の写真がプリントされたうちわや、チームのロゴが入った服やキーホルダー、クッション、缶バッジなどとなっている。
またこちらのグッズ購入にも、オフィシャルサポーターとなる必要がある。
渋谷ABEMASのグッズやスポンサー情報
スポンサーは株式会社サイバーエージェントが務める。
人材派遣会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア)社員だった藤田晋が、宇野康秀の支援を受けて日高裕介と1998年3月に創業。その関係で会社設立時はインテリジェンス(現:パーソルキャリア)社内に間借りでオフィスを構えていた。
1998年7月、バリュークリックの売れ行きが好調なことからクリック保証型バナー広告「サイバークリック」のサービスをオン・ザ・エッヂとの協業で開始し、インターネット広告事業に進出。広告事業単体で売上高2081億円(2017年9月期)のインターネット広告国内最大手である。
メディア事業として、著名人ブログの「アメーバブログ」やコミュニティサービスの「アメーバピグ」、ゲーム動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」、有料会員制ライブ動画配信サービス「FRESH LIVE」、インターネットテレビ局「AbemaTV」など時代の変化に対応したソーシャルメディアサービスを提供している。
2009年5月からゲーム事業に参入し、「グランブルーファンタジー」のCygamesを筆頭に、ゲーム制作子会社が人気コンテンツを提供している。
2018年10月17日、CAAnimation(シーエーアニメーション)を設立し、アニメ制作事業に本格参入することを決定した。オリジナルアニメなどを制作していき、それを元にゲーム化していく方針。また、AbemaTVとの連動も検討しているという。
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