Mリーグとは、チーム対抗形式の麻雀のプロリーグになります。
将棋や囲碁はプロスポーツ化しているのに対して、麻雀だけはメジャーなプロリーグ戦はないのはおかしいという業界の意見から、2018年についに発足。
野球などと同じように、レギュラーシーズンとファイナルシーズンに分かれ、リーグ戦を繰り広げます。
それぞれ大和証券と朝日新聞がメインスポンサーとなり、試合に勝つことで莫大な報奨金を受け取ることができます。
Mリーグを設立・運営するのは誰?
Mリーグを運営するのは、一般社団法人Mリーグ機構になります。
運営責任者には、渋谷に本社を構える「サイバーエージェント」という会社の創業者であり社長でもある藤田晋。
また、最高顧問にはJリーグの初代チェアマンでもある川淵三郎。
■「Mリーグ」概要
【名称】 一般社団法人Mリーグ機構
【役員】
- 最高顧問 日本トップリーグ連携機構 代表理事会長 日本サッカー協会 相談役 川淵三郎
- 代表理事 株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長 藤田晋
- 理事 株式会社コナミアミューズメント 代表取締役社長 沖田勝典
- 理事 株式会社セガ・インタラクティブ 代表取締役副会長 山下滋
- 理事 株式会社テレビ朝日 代表取締役社長 角南源五
- 理事 株式会社電通 執行役員 石川豊
- 理事 株式会社博報堂DYメディアパートナーズ 取締役常務執行役員 五十嵐真人
- 理事 株式会社U-NEXT 代表取締役社長 堤天心
- 監事 株式会社井上ビジネスコンサルタンツ 代表取締役 井上智治
【所在地】東京都港区海岸2丁目1番16号
【活動開始】2018年7月
Mリーグ参加選手の年俸や賞金額はいくら?
一番気になるお金の問題ですが、なんとリーグ参加チームの所属選手には、最低でも年俸400万円が保証されています。
さらに、優勝賞金として5000万円、準優勝者には2000万円、3位には1000万円が支払われます。
Mリーグの試合の流れやルールは?
2000人以上いるプロ雀士の中から、わずかに選ばれる選手の数は21名(2018年)です。
その中から、さらに12名がファイナルシリーズへと足を進めることができます。
レギュラーシーズンは合計80試合開催されます。
ファイナルシリーズは、3月頃から合計8日間かけて開催され、1日3試合、合計24試合開催されます。
各4チームはレギュラーシーズンの獲得ポイントの半分を引き継いで、ファイナルシリーズに参加します。
なと、チーム優勝の他に、個人賞の「個人スコアランキング」「平均打点ランキング」「4着回避率ランキング」のそれぞれ上位1名に、シルバーメダルが贈呈されます。
Mリーグ2019年の年間スケジュール
Mリーグの2019年シーズンは10月からの開幕となります。
第二期を迎えるにあたって、さらなる麻雀の健全化を目標に、新たなファン層を迎え入れ、世代を問わずに楽しめる頭脳スポーツとして、社会に受け入れられることを目指しているとのこと。
2019年からの新しいレギュレーションでは、チームの選手数の上限を4人に増やし、さらに男女混合にすることをルール化しました。
6月 契約更改選手の公表
7月 ドラフト会議、指名選手の公表
8月 2019シーズン契約選手ならびにチーム構成の公表
10月 2019シーズン開幕
Mリーグの視聴方法とは?
Mリーグのドラフト会議の様子や試合中継、さらには過去の試合の放送などは「AbemaTV」で視聴することが可能です。
Mリーグの禁止事項
Mリーグは麻雀をスポーツとして楽しむための競技であり、賭博目的ではありません。
そのため、リーグ戦に参加中の選手は、一切の賭博行為を禁止されています。
もし賭博への関与が発覚した場合、即時解雇という規定が定められています。
逆にそれ以外は、特別厳しい規則などはなく、一般的なスポーツ選手と同様に、一般的なモラルとマナーを持って試合に挑むことが必要です。
試合中は各チームごとのユニフォームを着る必要があり、これを着ずに試合に出場した場合も厳しい罰則があります。
Mリーグの開催場所・スタジオ
対局はすべて東京都港区の専用スタジオ・Mリーグスタジオで、開催されています。
また、対局の様子はすぐ近くにある施設で、パブリックビューイングで観戦することもできます。
観戦方法とチケット購入のご案内
観戦するためにはチケットが必要になります。
生観戦ではなく、映像越しなので自宅でモニター観戦するのとあまり変わりませんが、同じMリーグ好きたちが集まり、そこで一緒に観戦することは大きな魅力ではないでしょうか。
会場名:TABLOID(EMPIRE)
会場場所:〒150-0022 東京都港区海岸2-6-24 TABLOID 2-A
◆ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線「日の出」徒歩1分/「竹芝」徒歩7分
◆JR山手線、京浜東北線「浜松町」徒歩12分
◆東京モノレール羽田線「モノレール浜松町」徒歩12分
Mリーグのスポンサーはどこ?
Mリーグのレギュラーシーズンのスポンサーは、2018年~2020年までは大和証券と決まっています。
■Mリーグレギュラーシーズンスポンサー概要
- 企業名 大和証券株式会社 Daiwa Securities Co. Ltd.
- 代表者 代表取締役社長 中田 誠司
- 事業内容 有価証券等の売買、有価証券等の売買の媒介、取次又は代理、有価証券の引受等の金融商品取引業及び それに付帯する事業
- 契約期間 2018年~2020年のレギュラーシーズン期間(予定)
- 契約内容 Mリーグレギュラーシーズンの冠スポンサー(予定)
ファイナルシリーズのスポンサーは、株式会社朝日新聞社です。
2018年に引き続いて、2019年もスポンサーを務めることとなり、年間契約となっている様子。
■「Mリーグ」ファイナルシリーズスポンサー概要
- 企業名 株式会社朝日新聞社
- 代表者 代表取締役社長 渡辺 雅隆
- 事業内容 日刊新聞の発行ほか
- 契約期間 2019年3月1日~3月31日のファイナルシリーズ期間(予定)
- 契約内容 Mリーグファイナルシリーズの冠スポンサー
Mリーグのオフィシャルサポーターとは?
Mリーグには、オフィシャルサポーターという制度があります。
7つのチームの中から、応援したい好きなチームを選んでもらい、年会費6500円をお支払いすることで、参加できるファンクラブです。
入会特典としては、特典グッズのプレゼント、パブリックビューイング観戦チケットが半額、限定メルマガ配信、公式グッズの購入権などです。
■サポーター応援対象のチーム7つ
- 赤坂ドリブンズ
- EX風林火山
- KONAMI 麻雀格闘倶楽部
- 渋谷ABEMAS
- セガサミーフェニックス
- TEAM RAIDEN / 雷電
- U-NEXT Pirates
特典:
- オリジナル名前入り会員カード発行
- オリジナル公式グッズ(チーム)プレゼント
- パブリックビューイングの観戦チケット割引
- ECサイトでの会員限定の公式グッズ販売(2019年1月開始予定)
- チーム最新情報や会員限定イベント・プレゼント情報をメルマガ配信(2019年1月開始予定)
Mリーグの公式グッズの購入方法は?
2019年1月から各チームごとの公式グッズを、専用販売サイトにて購入することができます。
レプリカユニフォームなど約40点が販売されていますが、購入できるのは「オフィシャルサポーター」のみとなっています。
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