7月8日より放送のTVアニメ「ありふれた職業で世界最強」の第2話が、地上波と動画配信サイトにて公開されました。
眼帯、義手の左腕、白髪、魔銃、赤眼、特殊な義眼などなど中二病の心を、これでもかとくすぐる要素が盛り沢山のアニメ、ありふれたの第2話のネタバレ含むあらすじや感想をまとめましたのでご覧ください。
ありふれた職業で世界最強の第2話のあらすじ・ネタバレ
前回の第1話で、主人公・南雲ハジメが奈落の底へと落下してしまい、クラスメイトや王騎士の間に衝撃が走りました。
神の使徒である勇者たち一行に死者が出たとあっては、王国内への動揺は計り知れません。
そのためこの件は他言無用とすることに決めた王様たち。
しかし王国の民は誤魔化せても、勇者たちの不安は消えません。勇者たち一行の一人である香織はハジメが亡くなったショックで、5日も寝込んでしまうことに。
剣術の達人である、クラスメイトの八重樫雫も夜眠ることもできず、ひたすら剣を振り稽古しながら、その苦悩から逃れようとします。
そんな練習している八重樫雫の近くを、コソコソと怪しい独り言を呟きながら檜山大介が通り過ぎていきます。
八重の存在に気が付かない檜山。酷く怯え動揺した様子で、「大丈夫、ばれない」などと言いながら歩いていきます。
実は檜山は昔からハジメのことが嫌いであり、香織と仲良くしていることに普段から腹を立てていたため、ハジメを蹴落とす機会を昔から狙っていたのです。
ハジメを奈落の底へと落とした犯人が、檜山かどうかは語られませんでしたが、その真相は今後徐々に明らかになっていきます。
奈落の底の封印部屋
もはや第何階層かわからないほど大迷宮の奥深くまで行き着いたハジメは、大きな2つのくぼみと魔法陣が描かれた巨大な扉を発見します。
調べてみても特に何もわからず、押しても引いてもびくともしません。そこでいつもの如く強引に錬成でこじ開けようとします。
しかしその瞬間、扉から激しい雷が迸り、ハジメの手は煙を上げて大やけどを負ってしまいました。
そしてその直後、雄叫びとともに扉の両脇に控えていた2体の石像が突然サイクロプスとなり、ハジメを睨みつけながら襲い始めます。
「まぁ、ベタと言えばベタだな」
封印された扉を強引に開けようとしたら魔物が出てきた。そんなお決まりの展開は予想できていた南雲は、すかさず片方のサイクロプスの頭をドンナーで撃ち抜き、さらに残りの1体も強力な連射攻撃で圧倒していきます。
必死に防御系の固有魔法で体を守るサイクロプス。徐々に魔力が失われ魔法が途切れてしまった瞬間を見計らい、ハジメは横から回り込んで脳天を一撃で撃ち抜き、ノーダメージで倒してしまいました。
封印部屋に縛りつけられた少女
サイクロプスの体内から取れた巨大な魔石を扉の魔法陣のくぼみに埋め込むと、突然光り輝き開き始めす。
扉の向こうには石造りの薄暗い部屋が広がっており、その中央には金色の長髪が光り輝く美しい少女が立方体の箱に半分埋め込まれる形で、縛り付けられていました。
「すみません、間違えました」
少女を見た途端、踵を返すハジメ。
「ま、待って! ……お願い! ……助けて……」
そんな少女の悲痛を聞いても、見向きもせずに帰ろうとするハジメ。
ハジメはこんな幾重にも厳重に封印された生き物を、解放するのはどう考えてもヤバイと判断します。
「裏切られただけ!」
帰ろうとするハジメに向かって、少女は最後の力を振り絞ったような声で叫びます。
仲間に裏切られ奈落の底に落とされたハジメにとって、それはあまりにも心に深く深く突き刺さる言葉でした。
仕方なく少女の元へ寄り、事情を聞くことにしたハジメ。少女の口から語られる封印された理由は想像を絶するものでした。
先祖返りの吸血鬼・ユエ
先祖返りの吸血鬼として生まれた少女は、人間とは次元の違う強さを持って生まれてしまったことから、国に散々利用されるだけ利用された挙げ句、用済みだが殺せないからという理由で封印されたと話します。
その力がどれほどのものなのかハジメが質問すると、少女はこのように答えます。
- 不老不死
- 首を落とされても治るほどの自然治癒力
- 魔力を直接操れる=強力な魔法が使える
- 魔法を行使する際は、魔法陣も詠唱も要らない
そのあまりの強さに少し引きつつも、封印されたことに納得を覚えたハジメ。最後には仕方なくその封印を解いてあげます。
封印から解放された少女。ハジメは自分が名乗った後に、少女の名前を尋ねますが答えが返ってきません。
「……名前、付けて」「もう、前の名前はいらない。……ハジメの付けた名前がいい」
前の古い名前を捨て、新しい名前をつけることで、新しい自分として生きる。一人暗い部屋の中で、痛みと恐怖と飢餓感と孤独に耐えながら、半ば強制的に変わった少女のこれは新しい一歩でした。
ハジメはこの少女に名前を与えます。
部屋に入った瞬間に見た少女の印象が、金髪と光り輝く瞳が夜空の月のようだったことを思い出すハジメ。そこから思いついた名前が月という意味の「ユエ」でした。
(▼第3話のあらすじ・ネタバレ)

(▼第2話のアニメを視聴する方法)

ありふれた職業で世界最強の第2話の感想・Twitterでの反応
夏の新アニメで注目度ナンバー1を記録している、ありふれた職業で世界最強ですがその第2話がようやく放送されました!待ち遠しかったです!!
話の展開については自分は熟知していたので特に何も感じませんが(強いて言うならちょっと飛ばしすぎ?)、とにかく作画が綺麗で派手な戦闘シーンを1話からガンガン出してくる姿勢は予算が少ないなろう系アニメではあまりないことなので、本当に嬉しい限りです。
まだ物語の序盤であり、かなり原作の話を省略しつつ放送されているので、話の流れに付いてこれない視聴者もいそうなのが正直な感想です。
しかし原作でも序盤の話の流れは、異世界転生ものとしてはかなり王道路線の内容なので、今更そこをわざわざ映像化して話数を消費する必要はないと判断した監督と脚本、(そして原作者も?)には個人的には手を叩いて称賛を送りたいと思います。
話数を追うごとに少しずつ明らかになっていく、クラスメイトたちの転生された直後の話ですが、話の流れの中で時々強引にカットシーンが入ってきます。
明らかにそれ専用に作ったカットシーンではなく、もともと何か別の目的で作られたシーンを細かく切って入れたのかな? という印象を持ちました。
もしかすると、アニメ製作の初期段階では他の異世界ものアニメと同様に、最初転生されてきた流れの話を物語の序盤で、1~2話くらい使って放送する予定だったのが、原作者の強い意向で全カットされて各話に少しずつ強引に挿入されたのかもしれません。
(原作者の強い意向でアニメが作り直しになった話が知りたい方は、こちらのページの感想欄をご覧ください)

またヒロインのユエですが、セクシーで可愛らしいカットがこれでもかと豊富に出てきたのは、本当にグッジョブでした!
これなら安心してシアの放送回も楽しみにできますね!!
愛子先生が可愛かったというTwitterでのコメントが多く、生徒からはほとんど無視されながらも、必死に生徒の安全のために王国へ声を荒げて講義する様子は確かに可愛かったですね~。
これは絵的によかったというよりは、声優の加隈亜衣さんが演技が素晴らしく、可愛らしくかつ必死に生徒のために(でも生徒には無視される)抗議するという難しい演技を、聴かせてくれたのがよかったのだと思います。
ちなみにこのシーンの放送時間はわずか20秒ほどだったので、あらすじ・ネタバレでは紹介していません。
それと、ありふれたの醍醐味とも言える中二病シーンですが、アニメのちょうど中間辺りの封印部屋に向かうシーンからしっかり演出されていたので、中二病シーンを楽しみにされている方は序盤の回想シーンで飽きて見るのを止めてしまわないようご注意くださいね。
Twitterでの反応
- やっぱ金色の闇やな
- 思ってたより大きい
- 封印解ける描写なんて一切なかったのに今の俺ならとか言われましても
- ありふれた職業でも封印破れるのはレベル高いから?
- 魔物食ってステータス上がった
普通は魔物食ったらしぬけど偶然神水があったから助かったw- 貴方のお名前なんてーの?
- なんやこの刷り込み
- じゃあ金髪ソフィーちゃんで
- また少女を連れ回すんか
- やっぱたかやKi先生は素晴らしいな
- 奴隷にしたいのか、飼って欲しいのか
卿が!卿がいたぞぉぉぉぉ#ありふれた
— 八雲 司@ごとよめ最高!!@くんリス (@XLHco6eM1U2TsJZ) 2019年7月15日
#ありふれた
裏で愛ちゃんがなんか言ってる…可愛い— looser*´ 🎮📖@9月17日まで語尾にゃーさんと他334人 (@Looser90060474) 2019年7月15日
今んとこ先生が1番かわいい #ありふれた
— Showk (@jj5fxl_showk) 2019年7月15日
先生が可愛い #ありふれた
— ロレヒさん (@gabu_gabu102) 2019年7月15日
加隈先生かわいい #ARIFURETA #ありふれた #tokyomx
— あまてらっしゅ🐠 (@Norwegiangian) 2019年7月15日
先生かわゆ #ありふれた
— 🍮 (@r17goodsmile) 2019年7月15日
愛子先生かわいい #ありふれた #ARIFURETA
— ただのゲーム好き(21) (@tadanogame) 2019年7月15日
ありふれた職業で世界最強アニメの作画かなり綺麗だな
— ライトace@サマナ (@ace71857775) 2019年7月15日
回想ばっか #ありふれた
— ひでと (@Chaos1202) 2019年7月15日
ありふれた職業で世界最強とは?
■作品の概要
『ありふれた職業で世界最強』(ありふれたしょくぎょうでせかいさいきょう)は、白米良による日本のライトノベル。
小説投稿サイト「小説家になろう」にて2013年11月7日から連載されている(本編完結済)。2015年からオーバーラップ文庫より既刊13巻(2019年6月現在)が刊行されている。文庫版のイラストはたかやKiが担当している。
2019年6月の時点でシリーズ累計発行部数は250万部を突破した。2017年からは、本編の前史として書き下ろされた外伝『ありふれた職業で世界最強 零』(ありふれたしょくぎょうでせかいさいきょう ぜろ)も並行して刊行されている。
公式略称は『ありふれた』だが、『あり職』、『ありふれ』とも呼称される。
2019年2月の時点で4億PVを突破。オーバーラップのWebコミックサイト「コミックガルド」の中でコミカライズされており、本編(作画:RoGa)、零(作画:神地あたる)に加え、スピンオフ作品『ありふれた日常で世界最強』(作画:森みさき)が連載されている。
スタッフ
原作 :白米良(オーバーラップ文庫刊) / イラスト:たかやKi / 監督:よしもときんじ / シリーズ構成・脚本:佐藤勝一・𠮷本欣司 / 音楽 :高橋 諒 / キャラクターデザイン・総作画監督:小島智加 / アニメーション制作:asread.×WHITE FOX
キャスト
南雲ハジメ:深町寿成 / ユエ :桑原由気 / シア・ハウリア:高橋未奈美 / ティオ・クラルス:日笠陽子 / 白崎香織:大西沙織 / 八重樫雫:花守ゆみり / 天之河光輝:柿原徹也 / 畑山愛子:加隈亜衣
引用:Wikipedia
登場キャラクター
南雲ハジメCV.深町寿成
現代日本から異世界へ召喚された高校生。非戦闘系の職業である【錬成師】。ある悪意により、強大な敵に満ちるオルクス大迷宮の奈落に落ちてしまう。
凄絶な状況のなか、生き延びるため、そして故郷に帰るために、立ちふさがる敵は全て殺すことを心に誓う。
ユエCV.桑原由気
オルクス大迷宮の奈落でハジメが封印を解いた美少女。吸血鬼であり、見た目よりも遥かに長い年月を生きている。
魔法陣を必要としないなど、類いまれなる魔法の才能を持つ。以後、ハジメと行動を共にする。
引用:https://arifureta.com
シア・ハウリアCV.高橋未奈美
兎人族の一部族であるハウリアの少女。
“未来視”の固有魔法を持つ。
ティオ・クラルスCV.日笠陽子
竜人族最強の黒竜。誇り高きクラルスの末裔。
天職は【守護者】。
引用:https://arifureta.com
白崎香織CV.大西沙織
男女問わず絶大な人気を誇る、ハジメのクラスメイト。ある過去の出来事をきっかけにハジメを気にかけるように。
奈落に落ちたハジメが生きていると信じ、再会を果たすために行動を始める。
天職は【治癒師】。
八重樫雫CV.花守ゆみり
香織の親友。「八重樫流道場」という剣術道場の娘でもあり、剣術に長けている。
香織のことを常に気にかけ、光輝のブレーキ役として苦労することもしばしば。
天職は【剣士】。
引用:https://arifureta.com
コメント